近鉄における白い世界
何のこっちゃ。
毎回の気まぐれ表題でございます。
勿論、白い電車なぞ探せばいくらでもいるでしょう。
しかしですが、
色を変えられて白くなったっていうのはそう、
あまりいないんじゃね?
というわけでですね、
すっかり装いが変わってしまった近鉄における汎用特急連中をサクッとご紹介...
あ、そうそう。
どう足掻いても新塗装にならない12200系は除外...
12400系
12400系
12200系の3灯式種別灯を受け継ぐ”サニーカー”系列の初代。
基本的に中身は12200系そのもの。大体顔が違うだけ。
12410系
12400系から種別灯の形を変えたような顔つき。”サニーカー”の2代目。
元は3両だったので、床下の機器類が12400系とは別物。
1本のみ赤幕がいる。
12600系
12410系が3両で作られたのに、こっちは端っから4連。3代目"サニーカー"
そして赤幕のまま新塗装へ。
ある意味一番分かりやすいかも....
とはいえ、サニーカー全体で見てもアラサーをとっくに過ぎていることは確か。
下手すりゃアラフォーだで...
30000系
ビスタ”EX”という冠を掲げていたはずが、
ロゴが取り外され、扱いが完全に汎用と化した3世代目の”ビスタカー”。
アラフォー寸前。世代的には初期サニーカーと同レベル。
ちなみに、塗装の変更はこれで3度目。
”ビスタカー3世オリジナル”→”ビスタEX”→”ビスタEX新塗装”
手が込んでるだけあって、使いやすいし人気である。
22000系
汎用特急新塗装化の真骨頂である”ACE”であるが、
バッタがバッタになっただけである...(辛辣
リニューアルされて、室内環境は格段に向上しているが、
足回りはまあ、そういうこと。弄ってないね。
フルカラーLEDと側面の新しくなったロゴがかっちょいい。
新塗装のデザインの元になった"Ace"。
汎用型としては一番若く、10年経たずして新塗装へと様変わり。
新塗装化初期に大半が塗り替えられた故、
前面の黄色の塗り分けが編成によってよーーく見ると違っていたり....
ただ、側面ロゴが無くなり、ただの白になってしまった。
ロゴ欲しかったねえ...
16000系
南大阪系列の長老。
多分、いや少なからずそう思う...
一番新塗装が似合わない奴である。
幌むき出しで平面顔、そしてこのブラックフェイス。
どうしてこうなった。
16010系
16000系の後継であるが、
顔がややサニーカー寄りになり、まだマシ....
かと思ったら、新塗装唯一の白幕である。
赤幕でもLEDでもなく、当初から付けている白幕である。
16400系
なんとまだ写真が撮れていない...のでオレンジで。
22000系の南大阪版である。
が、しかし。
あちらはフルカラーLEDへの交換や新ロゴなどなど
気合の入ったものだったのに対して、
なんと幕式でロゴもなく....
見た目そのまんま、新塗装になってしまった(´・ω・`)
ある意味一番割を食った子かもしれないね。
16600系
22600系の南大阪版。
こちらは16400系とは違い、
新塗装化のみで全くメニューが同じなので割愛同然...
そして、白いといえば、
50000系
しま。
白ベースでカーブを効かせた青塗装。真ん中に金帯と、
新塗装の源流がコイツなのかもしれない...
それにしても...
白くなったもんだ。
現状でも少ないですが、
あと半年も経てばオレンジ塗装はすっかり絶滅危惧種。
最後は新塗装を回避した、
余命僅かな彼のみとなる....