近鉄どうでしょう 第16夜 「吉野でさくらを追う?ぼかぁ1420を追うんだよ」
あべの橋。つけ麺を食べました。
「そうだ、吉野行こう」
思い立ったらすぐ特急、
おまえかぃ!
まままぁ、ちょうど乗りたかったし、見てみましょう。
椅子は新型同様に交換されてました。
木目調って落ち着くねえ
ね、ちゃっかりコンセント。って見えないか、
そしてこちら、後付けとは思えない完成度を誇る喫煙室周り。
車椅子も楽々、大型化されたトイレ。
さすが。
こんなのついてたっけかなぁ、
指定があるとランプが変わるの。
まあ、こんな中途半端リニューアル君に揺られて吉野を目指します。
吉野の風景は柱.....はしらぁ!
いいなぁ
いいなぁ、
どっち見ても絶景。
JRの線路、吉野口。
下に川が見えてきました。
吉野川、
意外と人家が大目、かな。
前回来た時は真冬の雪の夜間だったからなあ...
むだ、むだです。
なんかあざ笑われているような、
そして、絶景がこちら、吉野川を渡るポイント。
今日の撮影地はここにしますかな、
ですが、
とりあえず終点まで、
閑散期、人気無しです。
春はすごいんだろうな、
若干の秘境感が漂います。
ほら、ね。
そんな吉野駅、秘境とは思えない立派な駅。
別に秘境じゃないもん、
人が少ないだけだもん、
ノスタルジックか、なんだろうこの、すうと抜けるこの爽やかさ、
爽やかなのとはまた違うか、ぷんと漂う独特の香り、
時期になるときっとたくさんの人で、溢れかえるんだろうな、
乗ってきた彼は、交換されたLEDを半目だけ開けて走っていきました。
私も後を追いますか、
となりの駅、吉野神宮。
ここもまた、のんびりとした駅。
この線路の先、目指す場所。
川に向かって坂を下りると、現れました。
真下は木材がたくさん。
来ました、これです、
見たかったの、
撮りたかったの、
あいにくの天気だけども、
いいの、目の前で広がってくれれば。
しかし、見れば見るほど面白い橋です、
下に降りれないかな、うろうろしていると折り返し、来ちゃいました。
川岸には降りれないのかな、ロープが張ってありました。
まあ、いいです、撮れれば。
きゃ!
さくら!
こっちの方がいいな、
急いで戻りました、
ぐいと曲がる、その先に駅。
吉野線はこんなのが多いのかな、
ここは恐ろしいほど本数がありません。
つまり、数撮れないということでして、
雨も降りそうです、
来れただけでよかった、
次は川面から、狙えるといいな。
そんな事を思いながら、
そう、
また来れるといいな、
そんな事を思いながら。
しかし不思議な町です。
ひっそりと、でも工場がにぎやかで、
奥深そうです、
ちょっとしか居られませんでした。
時間には勝てません。
下りてきた坂を上り、
これまた豪華な、駅舎だけ.....
来る車両は、いつものです。
いつもの電車で、いつもの駅に戻ります。
そしたら、いつの間にか、
彼に出会いました。
「鮮魚」
せーんぎょ、せーんぎょ。
魚商人が、ちらちら乗っています。
ちらちら、と。
多くは無いですが、少なからず、
商人の足、ですね。
ふと、そんな事を思っていた矢先でした。
あからさまにけたましい音を立てて走る電車が、
追いかけたら、
1420系でした。しかも逆組成、つまり、
久々の前パン!(忘れてた
VVVFなの、でも車体はちょっと違うんです、
仕方ないの、先駆者だから。
「1500V鉄道線」、つまり我々が普段乗る電車大体がこれ。
そんな中、初めて編成として、VVVFという当時謎の機械を積んだ車両。
つまり、ここから、日本の、VVVFインバーター制御が始まった、
過言ではございません。
そんなちょっぴり異端な彼、
出会えるとラッキーなものですが、意外とあっさり会えたりします。
似通っていても、中身が違う、
そうするとなぜかかっこよく見えてしまう。
追いかけてしまう、
そんなもんなのです。
毎日見てます。今日も1発いただきました。
彼も、追いかけられてます。
1420....じゃなかったね、びっくりした。
君もよく見るね、
今日もいい色だ、
さ、あと2日です、やっと終盤、
何ヶ月かけてるんだぉ。