期待の新型もやっぱりスズメバチからでした【GMクオリティ】
おかしい。
去年書いてた記事なのに。
期待の新型スズメバチです!
.....ってこれを使いまわすなよってか(汗々
いえいえ、そういう意味ではないのね、
タイトルに深い意味なんて無いですから、いつも通り。
本当のスズメバチ、彼の話です。
というか、彼の模型を作り出した会社のお話。
GREENMAX。
鉄道模型界ではいろんな意味で有名な会社。
主に私鉄の車両を主力に生産する通称「GM」と呼ばれる鉄道模型制作会社。
リリースする車両の数、種類があまりにも多すぎて「金かかるから床下の機器は別パーツにして、床板はどれでも使えるように統一しよう」など、中々ぶっ飛んだ仕様になっている。他にもそのような事が色々あるのだが多すぎるので割愛。
ゆえに、たまに実車との違いを生むという。この辺りも細かい事が多すぎるので割愛。
で、使い勝手があまり良いとは言えない。
で、高い。
しかし、どういうわけか買ってしまう。現在、私の所有する車両の大半はここの会社の製品である。大体近鉄のせい。
あれね、「初心者に向かない」といわれれば納得ですね。
まあ元々そんな会社でしょうし(何だその言い方
使い勝手がよくないというのは、特に足回り、動力あたり。
挙げるとするならば、集電板を車軸に直接当てているために走行抵抗が激しい事、動力が非同期2モーター式だったり、ライトON/OFF切替にいちいち車体を開けなければいけなかったり、ここも挙げるとキリが無いので割愛。
昔からこの会社を知る人曰く大分良くなった方であるようだが、やっぱり大手のK社、T社などに比べると使い勝手というのはいい方ではない。のだと思う。
で。
そんなGMさん、どうもその床下を昨年夏にリニューアルしたようで、果てどこまで改良されたかなと、
しかし、お手並み拝見の機会に恵まれず、
「あれっスズメバチじゃね?」
どうも我々の愛する(なぜ「私」と言わないんだコイツ)スズメバチがリニューアルされて発売されるとな。
よぉしならばと、買って確かめてみようではありませんか!
製品番号が30000番台になってます。
見た目は変わりません。
旧来品を持ってきました。
右が旧動力車、左が新型動力車。
では、中身を見てみましょう。ついでに比較を。
付随車。手前が新型、奥が旧来品。
床下のパーツが思い切りリニューアルされてます。
座席パーツも大分良くなりましたね
台車を見てみましょう。
手前が旧来、奥が新型。
集電板が押し付け型から車軸集電型になりましたね。
ひっくり返します。
手前が新型、奥が旧来。
気のせいか、新型の床下は車体と若干隙間が空いています。
なるほど、これは....
車体。こちらは大差ないですね。どっちがどっちか分かりません。
そして肝心の動力。
旧来品
新型
手前が新型、奥が旧来品。
旧来品はモーター箱が大きいの。
新型は細いシャフトで繋がってます。
新型
両サイドの黒いのが気になる...
旧来品。
モーターが大きいゆえ、座席パーツがありません。
動力車の車体。
上が旧来、下が新型。
室内灯、プリズム着色を除いて、しかしこのあたりはほとんど変わりません。
しかし、スプリングの位置と大きさが違いますね。
なんだろう、この隙間は...
新型はどうも隙間が多くて車体が割れやすそうです。
性能を比べてみました。
違いが多いですね。
旧来品は低速があまり利かずガタガタ、騒音が多いのです。
一長一短なこの新型、買い進めるべきか.....悩みどころです。