【鉄道模型】初の大規模全検敢行!
.........誰だ温泉って言ってたやつは。ああ俺か。
結局いけなかったなあ。予想はしてましたが行く体力が残っておらず.....。
仕事ゆえ、社会人になってからというもの土日はほとんど動けません。疲れ切っておりまして。それでも何かしようと、ふと久々に家で模型を出したら.....
車輪にご注目。真っ黒。多分走らせたのを放ったらかしたのかと思われます。
しかしまあ、よくここまで汚れたものです。しかもこれが所有する車両ほぼ全てに引き起こっていたのです。こりゃ流石にまずい。いくら平日の反動とはいえ、これは優先的にやらなくては。
.......そう思ったのはもはや1ヶ月以上前だったりしますw
.....今週ようやく敢行を迎えました。
ここまでの汚れですと、通常のクリーニングでは全く歯が立ちません。どうあがいても絶望。
いつものメニューの上、検査項目を増やし最早全検と相成りました。
最初からいつもとは全くの別メニュー。まさしく全検の如くバラバラに。
「最近買ったばかりの鮮魚くん、何でそんなにきったないんですか」
.......ま、いいとして。車輪まわり等の走行装置を全て取り外します。
全検メニューはここにもありました。集電板。
これも磨かないとダメみたいです。
というわけで、金属を磨きましょう。
金属磨きといえば......あの魅惑の白い液体!(その言い方ヤメレ
ピカール様!
そしてもう1つの相棒、魅惑の透明な液体!(だから
無水エタノール!
.....これは通常の検査でも行う車輪と車輪側集電板のジャブ漬けです。ただこの前にピカールによる研磨作業が入っております。今回は徹底的に検査です。
購入時、いや、それ以上にキレイにしてやります。
これ、検査前と検査終了の比較しようがないので効果が分かりづらいですが、これはもうご自身の目で確かめてください。明らかにちらつきがなくなります。まあ動力の変化は....GMだと分かりづらいです。
どんどんいきましょう。汚物は消毒です。
黒々しい.....。こき使われて走り回った証拠です。
最初車輪にピカールを馴染ませてですね、後に1つずつを磨いていきますと、車輪に馴染ませたおかげで汚れがすぐ落ちるんです。
こちらもピカールで文字通りピカピカにしましょう。
続いては2つの薬品のコンビネーション。
磨く前の集電板。
ピカールで研磨。
最後に無水エタノールで洗浄拭取。このコンビは凄い。違いが見えたでしょう?
最初にピカールでばっさばっさ汚れを落とし、その際に残った汚れを無水エタノールでビシッと拭き取ります。洗浄効果で新品よりも輝いて見えます。
ビックリするくらいの結果です。ほんとに。
ピカールもエタノールもホームセンターや薬局で購入できますので、どうぞお試しを。
全検メニューは通常の3倍の時間がかかります。チェック項目も多いですし。
しかし、全検を要するのは概算で延べ250両。今回検査できたのが5両です。
長い道のりです。