~近鉄どうでしょう~ 伝統の色
毎回の気まぐれ表題でございます。
半年ほど記事そのものが書きかけのまま塩漬けになっているので...
出来ることが少ないですし、
仕上げちゃいましょう。
紺色とオレンジ色の特急といえば、
近鉄における伝統。
初代特急型車両から少しずつ手を変え品を変え既に60年。
というわけでですね、
すっかり過去帳入りの現役汎用特急連中をご紹介...
そうそう
今回は出てきます。
12200系
12000系からの血を受け継ぐ近鉄特急の歴史上最大数を誇った軍団。
なんと160両もいたわけで...今現在も70両程生き残っているあたりね、
もうすぐアラフィフとはいえよく持ってます。
つい最近お顔の白い幕が真っ赤になったという噂....
どこまで手を加えるんだよって。
とはいえ、
被写体としては唯一新塗装になることを許されなかった者。
新車のリリースも控えておりますので、
恐らく数年後には....といったところでしょう。
12400系
元は12200系の続番。初代”サニーカー”。
製造された最初の日だけ本当に12200系を名乗っていたという...
下にいる12410系と同じようで違う?
顔つきが中途半端といえば中途半端ですね。
ちょっとずつ。
いや、分かり辛いんじゃ...
それにしてもこの世代から新塗装に含まれるのですから、
アラフォー過ぎてもどんだけ使い倒すんだって話ですね。
12410系
30000系と同じ流れで同じ顔つきの第2世代”サニーカー”。
全特急唯一、1両で座席が18列ある車両が組まれているものの、
乗る側としては新型に比べたら外れ...なんでしょうね。
喫煙室が設置され座席での喫煙は出来なくなりました。
そのあたりは幾分改善されたのかもしれないですが、
どうなんでしょうかね。
12600系
"サニーカー"の最終世代ですが、
中身は第2世代と大して変わりません。
基本同じ。基本。
2本とも赤い幕をお顔につけてます。
見返してもほとんど写真ないんですよね。
残念。
30000系
アラフォーでもまだまだ人気のある二階建て。
下手すりゃ最古参になりかねないのにまだまだご健全。
オリジナルの姿からビスタEXに生まれ変わる際、
2階建ての2階部分だけを1からまるごと作り直すという
ぶっ飛んだ改造をされています。
おかげで丸まるとしたオリジナルの面影はまるでなく、
手が込んで、使い込んでます。
22000系
新世代特急としては最大勢力のバッタ。
何というか、まさに汎用がよく似合う。
あんまりにも多いから綺麗に決まった写真が少ないってのもまた事実で、
まだ2両編成が何本か生きてます。
リニューアルされてすっかり面影が無くなりました。
すずめばち....22600系....
というよりもやっぱり最後まで残ったAT51でしょうね。
印象がでかすぎます。
散々追っかけまわしましたし、
まあ、ね。
やっぱりこのまんまるい顔が好きだったもんですから、
...じゃあなんで写真ないんだよってね........
こればっかりは悔やんでも悔やみきれないですからね。
16000系
南大阪系列の長老。
なんで新塗装になるのか?
恐らく現状のデザインからして一番オヤジ感の漂うこの車に...である。
車齢的には12410系列と同程度なのは分かるけど、どうしてなのだろうか...
16010系
希少種ゆえに写真がまあ無い。
ほぼ巡り合えないしあっさり新塗装になっちゃったし。
色周りは12200系なのに種別灯が30000系。
とってもイレギュラーで、とっても目立たない存在だと思います...(個人的見解
16400系
彼もまた、言う事ない子。
ここ数年でイメチェンされ、中途半端さが更に増してしまいましたね。
とはいえ性能は系列の群を抜いています。
同じ顔のくせに足回りは全然違いますからね。
16600系
南大阪の系列って、
触れていことが少ないせいか語ることが少ないですね。
標準軌車とちょっとずつ違うレイアウトだったりしますけど...
しかしですね、南大阪系列は
何故か系列毎にMTの向きが逆だったり、
平日朝のブツ8特急だったり、Y08だったり、
掘り下げれば深い要素があります。
近鉄特急60年...
2015年から始まった塗装変更。
残すところあと数本の所までこぎつけています。
何がともあれ新たな伝統へと進んでゆくその色は、
次の時代へと、
歩んでいくのであります....