つどいにつどえ—TSUDOE in TSUDOI―

何がしたいのかな?

近鉄どうでしょう 第1夜 「思いの丈を」

やあやあ読者の皆様、初めていらっしゃる皆様。こんにちわ。近畿日本鉄道、ことあるごとに養蜂家呼ばわりする私「つどいにつどえ」筆者でございます。

 

先日のシルバーウィーク、私の会社はですね、9連休を頂きまして、とあらば行くしかないと、近畿にすっ飛んだ次第でございます。

ええもちろん近畿9連泊です。無論狙うは近鉄でございます。

 

誰か言ってましたね、「まさか9日連続で近鉄を.....?」

よく分かってるじゃないか!彼の勘の鋭さに頭が下がります。

 

というわけでですね、今回より、「近鉄どうでしょう」という大きなタイトルの下、このお話を進めていきたいと思います。

 

........と、始まればいいのですが、今回の旅をしてすこし思うことがありまして。

 

果たしてね、これ私、本当にここが好きなんだろうか。

本当に近畿養蜂家鉄(道)が好きなのだろうかと。今更のようですが、

 

今年4月に社会人になりまして、実質初めての大型連休。分かってはいたが土日はくたばっているさ、平日あんなに動き回るんだもの。そんな中迎えたこの連休、今回は本当に心から、心から、心から楽しんでまいりました。多分そこらの撮り鉄の遠征とは訳違う、なにか別の大きな目標とでもいうのでしょうか、そういうのがあったんですね。

やはり何かが違いました。学生の頃来ていたこの場所とは。まるで違う、この場では言い表せない大きな感情がありました。なんだろう、嬉しいとはまた違う、ありがたいなあというのもまた違う、どうにも私では許容しきれない大きな何かが今回はありました。愛してる、というわけではない....まあ好きだからこんなに来てるんですけども。

まあとにかくですね、やりたいことをやりまくりました。今回特急4回5回かと乗ってますからね、つまりは金の使いすぎなんですが、やはりそこは社会人。バッカみたいに使いまくりました。

そしたらねえ、今まで見てた景色がどうも面白くなるんです。おかしいなあ、いつもの名古屋線なのに何か違う。いつもの列車なのに何かが違う。

恐ろしいもので、人間、吹っ切れると見るもの全てが美しくなるんですね。

もういい、思いっきり楽しんでやる、心に決めて出発地、名古屋に乗り込みましたから、4月からというもの今まで仕事以外ほとんどこういうことに手が出せなかった分、今回の思いは強かったですかね。

 

それを表すかのように、最終日、東京に帰るときですよ、これまた名古屋から帰るんですけれども、近鉄名古屋でね、特急の発車メロディってのがあるんですけれども、今ね、伊勢志摩方面の特急の発車メロディってのが西野カナさんの「call me up」って曲を期間限定で使ってるんですね。

あのね、これ聴いた瞬間、なんでだろう、涙が止まらなくなっちゃってね。

今もねえ、思い出すだけで涙出そうなんだけども、なんでかわからないんだけども、名古屋に降り立ってふいにこれが流れてきたらどうも涙腺がおかしくなっちゃって。一般のお客様にとっちゃあ普通の特急発車メロディですよ、あれいつもと違うやつだなあ程度ですよ。

私だけでした、何故か一人泣いていたのは。なんででしょう、思いが強かった分、帰りたくないのか、果たしてどうなんだろう。多分、この時でないと泣けませんよ、今行ったって泣けるわけじゃないだろうし、9日間重ねた分、その分の感情かと、私の中でそう思ってます。

 

多分、いや、やっぱり好きなんですよ。電車がというより、まあ電車がなんですけれども、きっとその雰囲気といいますか、近鉄が走るその場所その土地、モノ、もろもろひっくるめて好きなんですね。今回それがよく分かりました。だって今までこんなに心が安らいだことないもの!!!!!

....でもね、1つだけ最後までわからなかったのは、はて私は一体何してるんだろうって事。さて電車を撮りたいからなのか、それとも単純に旅がしたいのか、それか一人でまったりしていたいがためなのか......真相は誰も分かりません。

 

 

そしてもうひとつ、今回の旅を支えた....というか高校時代からの青春(鉄道)の相棒として活躍してくれた

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(↑某所にて最初で最後の2ショット)

ビデオカメラ君。パナソニックの安物とはいえタフな奴でした。

というのも、旅最終日。ついに限界を迎えました。

このカメラ、手動でレンズカバーをカチッと動かすタイプで、でね、そのカチッと動かすツマミがおかしくなりまして、ええついにレンズカバーが開かなくなってしまったんですね。カバーが開かないということは永遠に暗い画面のまま...

いやはや、今までよく頑張ってくれました。主が雑に扱うもんだからボロボロですよ。それでも私を動画撮影の輩として支えてくれたある種パートナーでございました。

今更こんなことをと、きっと壊れてなかったらこんなことは言いませんよきっと。

でも言わせてくれ、

 

ありがとう。

 

直そうかしら....でもあれよね、きっと新しく買ったほうが安いのよね...。悔しい限りです。

 

 

さ、次回より本編......やっと本編ですが、始まります。

嫌ってほど同じものの繰り返しですが、当の本人は感極まっておりますので、どうかお気をつけ下さい。何なら皆さんも行きましょうよ!!(おい