一体型プリズムの困難
近鉄において種別灯が尾藤を兼ねている場合、GMのライトユニットは一体型のプリズムを使って対処しているという話は前回したと思います。まあ一体型って言い方は私が独自で言ってるだけですがw
一体型といっても現時点で確認しているもので2種類あります。
まずは21020系アーバンnextに使われているプリズム。
分解するとこんなものが出てきます。
更に分けると...
でました。大きなプリズムです。左のプリズムは運転席上のヘッドライト。右のプリズムは種別灯と尾灯を兼ねた運転席下のライト。
ちょっと見にくいですがこのように上のヘッドライト用LEDが種別灯を兼ねるため下まで光が行くようにプリズムが大きくなっています。ですがこれでは尾灯も運転席上に光が行ってしまう.....コレを防止していたのが5100Ωの大抵抗だったのですねー
さ、どうにかしてひかりが上部に行かないように細工をしましょう。まずはテールライトを黒く塗りつぶし、
テールライト受けプリズム部分と種別灯部分を黒く塗りつぶしました。さてこれでどう変わったでしょうか....
ダメでした(大泣
もうこれどうしようもないわ......
さ、気を取り直してもう1つの一体型プリズム。
こちら5200系です(写真のは5211系ですが...)。
こちらのプリズムは一体型とは言えど2つに分かれます。....もう既に加工済みですw
こんな感じ。ただ、こちらは抵抗を交換しないと種別灯までヘッドライトの光が届かないという特典つき残念仕様。でも交換するとテールライトの光が運転席上のヘッドライトをつけてしまうという特典つき超残念仕様。なのでテールライトを先ほどのアーバンnextと同じように黒く塗りつぶし、光を受けるプリズム付近を黒く塗りつぶしました。んでらさに急行仕様にしたので写真右のプリズムを一部塗りつぶしまし、左のプリズムをオレンジに塗りたくりました。
テールもちゃんと点きました。余計なところに光は行ってませんね。.....ちょっとくらいは気にしないw
......とまあ、一体型のプリズムは加工がめんどくさいのです。5200系のように成功する例もあれば21020系のように大失敗のケースもあります....これに似た奴が22600系です....こちらも一体型プリズムですので.....
因みに一番面倒くさいのが22000系ですw....あいつはどうしようか迷ってます。
とりあえず一山超えました。写真容量も考慮してそろそろお開き!