ヘッドライトのLED化は意外と簡単なのでありますっ!
はい!一連の記録がまとまりましたのでヘッドライトのLED化を御紹介いたします!
いくつか質問がありましたが、それにも応えたいと思います!
んで、早速。「専門知識は要るのか?」と言う事ですが、正直あまりいりません。私はほとんど分からずやってますからきっと大丈夫ですw....まあクオリティを追求するなら研究が必要ですねー。更に言うと電気のお話は多少分かっていたほうがいいかなと思われます。
ではいきますよぉ。
今回の対象車はコイツです。1026系でございます。
まずボディーを床下からを取り外します。
裏返すとこんな黒い物体があります。
それをですね、ドライバーなどで取り外します。ここで注意していただきたいのは「かなり硬い」ことですかね。屋根などを取り外して工夫してください。てこの原理を応用するのもありかと。車種によっても違います。各自研究してください!壊さないようにw
こんなんでました。ライトユニットですねー
コイツを分解します。これも車両によって違いますので頑張ってください。コイツの場合引っ掛けがありますのでそれを外します。そうするとあっさり取れます。
黒いテープがついてました。慎重に取り外してください!これは後で使います。遮光目的で貼っているみたいですのでびりびり破らないように....
基盤が取り外せました。
アップです。これも基盤・車両によって違いますがコイツの場合中央上のライトが前照灯(電球色)、中央下が尾灯です。右にある512と書かれたものが5100Ω抵抗です。これらの細かい解説はこの後。
純正だとこんな光です。これは前照灯。電球色ですね。暗いです。
こちら尾灯。普通ですね。暗いです。
左に出てきますははんだ吸い取り線。LEDや抵抗をくっつけているはんだを吸い取ります。
ここでついにはんだごて登場。吸い取り線の上からはんだを押し当てます。これが慣れないと結構難しいです。私もここで手こずってますw
取れました。下の尾灯用ライトはそのまま。
ここで新しく取り付けるLEDと560Ω抵抗が登場。ちなみにLEDのサイズは3216(32mm×16mm)、抵抗は2012(20mm×12mm)です。ですが抵抗も3216のほうが良いかもです。買い間違えたw
はんだ線が登場。これでくっつけていきます。少しだけで良いです。ほんのちょっとね。
はい。くっつきました。
抵抗器についている数字の読み方ですが、例えば...
{561}の場合56×10の1乗....なので560Ωです。
{512}の場合51×10の2乗なので5100Ωです。
因みに470Ωより小さい抵抗を挿してしまうとLEDが壊れますので御注意ください。
どうですかこれ!さっきと同じ基盤ですよ!
尾灯もキレイです。
んで、今回は近鉄特有の種別灯を再現するため、ライトプリズムに細工を施します。近鉄では種別灯を運転席下に配置しています。これは種別によって点け分けます。
両方ついているなら快速急行や特急、回送など。
右側なら準急、区間準急など。
左側なら急行や区間急行など。
両方とも点けない時は普通です。
今回は普通タイプ、つまり両方点けないものを作るので
こんなふうにマッキーで塗りつぶします。根元を中心に塗った方が良いです。写真は根元を塗ってませんが....w
ヘッドライトはオレンジにするのでこちらもマッキーで塗ります。濃さは自分で決めてください。それにより後々大きく変わります。
さ、全ての加工が終わったら元に戻します。
分解した手順とは逆に組み立てます。シールも忘れずに。
はい。できました。コレを車体に突っ込んで完成です。
どや!左が交換前で右が交換後です....ってあれ?種別灯がちゃんと遮光できてない....この後直しましたw
....いかがでしょうか。多分分かりづらい説明でしたね。ごめんなさい。何か質問などがあれば答えられる範囲でお答えしたいと思いますのでどしどしコメントしてください。
慣れれば楽しいです。はい。
以上!